【東大理Ⅰ】Y.H先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

性格は、基本的には真面目ですが、「やるときは本気出をだす、やらないとき(やりたくないときなど)は本当にやらない」タイプ。なので、あまり中途半端にはやらないので、あまり趣味はなく、将棋くらいです。ほかにもピアノやウクレレ、プログラミング、ハンドボールなど、いろいろやろうとはしましたが、結局他のやりたいこと(僕の場合は基本的には陸上か勉学です)にのほうに意識がいってしまい、趣味といえるほどはやっておりませんでした。それは受験期、現在ほとんど変わらないです(そうはいえども、現在はは、特に夏休みなど非常に長い休みではいろいろと手を出しています)。

行っていた習い事/部活などはありますか?

水泳、塾(中学受験、大学受験)、合気道は習い事として、陸上は部活として行っておりました。

3年を通じて学校での成績はどうでしたか?

およそ一学年260名ほどいまして、中学時代ではおよそ40~60あたりの位置で、高校時代は奮起しまして、10~40あたりの立ち位置でした。成績は高校一年生までは一桁の順位でしたが、高校二年生からは、東大クラスというクラスに編入されまして、おおよそ20番あたりでした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

塾はY-SAPIXという塾に高校一年生から最後まで通っておりました。また、高校三年生では、講習期間になると、駿台で講座を取ったり、また、東進の東大特進クラスに入り、受験期後半では特にそこでの講座をうけておりました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

塾(Y-SAPIX)では数学、英語をとっており、数学では、特に受験期後半の応用問題への対応の仕方が身についた気がします。また英語では、かなりの少人数制であったのもあり、長文読解等で先生、クラスメートとの意見のぶつけ合いが、かなり楽しかったし、そして「英語力」が伸びた要因なのかもしれないです。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

始める前は平日は1時間未満(部活のため)、休日は6時間未満(同様の理由)でした。

始めた後は、学校がある日は5時間ほど、ない日は13時間ほどでした。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

数学

なぜそういう解き方になるのかを自分なりに納得して、それが実際の問題で、使えるように、先が見通せるように、意識しながら勉強してました。

英語

まずは文法、単語でした。それは中高一貫校の強みでしょうか、中学時代にある程度土台ができていたので、あとは慣れるだけでした。

物理

基本的には物理重要問題集と苑田先生(東進)のおかげでした。

化学

基本はパターンだとおもっていました。あとはそれをこなすのみです。ただそれだと飽きてしまうので、「化学の新研究」を読んでました。

使っていた教材/おすすめの教材

苑田先生、林先生(東進)、化学の新研究、Y-SAPIXでの授業

成績はどのように変化していきましたか?

基本的には急激な変化があったわけでもなく、徐々に上がっていった感じでした。それは周りも共に学力が上がっていったのもありますが、その中で、脱落しなかったことが大きな意味を持っていたのかもしれません。また、他人と比較せず、合格点を切りに行くという意識で望んでいたのが良かったのかもしれません。

合格した学校を教えてください

東京大学理科一類、慶応義塾大学学門4、早稲田大学基幹理工学部

進学した学校を教えてください

東京大学理科一類

入学後の学校の印象はどうでしたか?

僕が東大を何か次元の違う世界であるかのような目で見ていたのが良くなかったのかもしれませんが、多少の能力の差はあれど、自分と同じ、「普通の」人たちだったことに安心(?)しました。そうはいっても、「普通に」入ることのできる大学ではないので、どこかクセのある人たちの集まりであることは、自分含めあると思います。あと、女子が少ない!!!(知ってた)

合格の秘訣は何だったと思いますか?

何か、東大に対する憧れがあったのかもしれません。結局のところ、第一志望に進みたい強い願望、狂気がない限り、(受験勉強がかなり好きでない人でなければ)毎日十何時間も勉強できないと思います。あと、やはり、どうせやるなら「ガチ」でやろうという何か性分のようなものがあったのも理由であったのだと思います。

最後に一言ください!

やるときはやる、やらないときはやらない。とりあえずメリハリをつける。いろいろなことに通じますよ(たぶん)。もちろん、デメリットはありますが。

[コメント]先生の体験記を読んで・・・

今回ご紹介したY.H先生は、塾を利用しながら高1から着実に基礎~応用を固められ、高3では他塾の講座をピックアップして受講しながらその応用力を伸ばされていったのでしょう。

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