本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた勉強における転機を掲載しています。
勉強ができる人は、勉強が好きな人でしょうか?
勉強ができる人は、ずっと勉強が出来たのでしょうか?
超難関大学に通う学生にも、
- 自分を騙して勉強をするようになったきっかけ
- 勉強を好きになったきっかけ
があるのです。
この記事は、そういった成功者の勉強に対する価値観やその価値観を変えた瞬間を提示することで、保護者様、そして一人でも多くの小・中・高生の将来を変える勉強のきっかけになることを期待しています。
勉強の転機とは
あなたについて紹介してください!
大学3年生の現在は就職活動をしており外資系投資銀行や総合商社を志望しています。
教育系のバイトをしており中高生と進路相談したり勉強を教えることには慣れています。
高校時代は中高一貫校の男子校でおもしろいと思ったことはなんでもする人間でした。
あなたの勉強のきっかけはなんですか?
「なぜ勉強をするのか」ということを考えたのがきっかけでした。
その結論を一言でまとめるなら「頭の使い方を知り自分の居場所でバリューを発揮するため」です。
居場所とは職場や家庭やその他自分の所属するコミュニティのことです。
高校2年で受験勉強がはじまったとき、苦手だった古典について「これなんで勉強しなきゃいけないのかな」という疑問がうかんできました。
因果関係をさかのぼると
「学生は古典を勉強する←学校のカリキュラムに古典が存在する←古典は入試の科目でもありそもそも国が定める教育過程で決められている←…」
となりますが
「日本は制度の立案→検討→施行が先進国の中では遅い方だとはいえ、何十年もそれが続いているということはさすがに将来必要な能力に影響があるのではないか」
という発想に至り、さらに得意な数学についてもなぜ勉強するのだろうと疑問が及びました。
周りの大人に聞くなどしてリサーチをしていくと、どうやら頭の使い方を学ぶためではないかという仮説に至りました。
例えば、社会人になって仕事の中で「我が社のAという商品の売り上げがイマイチである。なんとかしよう」となったときに「んーとりあえずAの価格を下げればいいんじゃないっすかね」というのは数学でいう「場合分け」ができない人の短絡的発想ですよね。
価格の他にも「経済指数の変化、気候、風土、会社の評判、競合の出現、サプライチェーンマネジメント」などたくさんファクターはあります。
これらを考慮し効率良く問題解決する方法を探る……
これは数学の問題に対する頭の働かせ方に似ています。あらゆる要素を考えて最適解を導くということです。
当初の疑問である古典も同様です。
その世界におけるルール(単語や文法)をまず学びその上で決められた時間で最大限の成果をあげるというのはあらゆる場で求められることです。
以上の思考プロセスを経て僕は作業的にこなしていた学習に意味を見出しました。
実際のところは将来企業に就職するにしても研究者になるにしても医者になるにしても学歴は重要という社会の仕組みは事実存在しそのために勉強しなければならないのかもしれませんがそこに少しでもこのような意味を見いだせれば状況は変わるのだと思います。
お子様をお持ちの親御さん、やる気の起きない受験生に向けたメッセージ
22年間の人生から言えることは「人生は要所でガチれ」ということです。
大学受験はその要所のうちの1つであり、最も努力が反映されるものだと思います。
たしかに勝負事に運要素があるのは必定ですが大学受験は結果と努力量に強い相関があります。
同じ要所でも就職活動と比べたらどうでしょうか。入社選考試験で「オリンピックのボランティアは有償化すべきか」について就活生7人で議論しその様子を見ている社員が1人だけ受からせるようなことも多々あります。
どちらが努力が報われやすいかは…いうまでもありませんよね。
己の夢に忠実に、入試までの残り時間で総得点を最大化するように生活を送ってください。
[コメント]先生の体験記を読んで・・・
なぜ勉強するのか?
それが自分のなかで整理されたことが、勉強に努力する原動力になったということですね。
勉強の前に一度足を止めて考えてみることは非常に大事なことですね。
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