【東大】【理科Ⅱ類】D.M先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

自分で言うのもなんですが、中途半端なことが許せない性格でした。趣味はこれといったものはないですがサッカーをしたりゲームをしたりYouTubeをしたりいろいろ少しずつかじっていました。

幼少時代は勉強そっちのけでサッカーばかりしていました。今は勉強がメインですが時々友達とご飯を食べに行く、みたいな生活をしています。

行っていた習い事/部活などはありますか?

サッカー

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学は福島県内でも無名の学校だったので基本的には1位でしたが、部活ではなくクラブチームで本気でサッカーをやっていたので、それが忙しい時は6位程まで下がっていました。

高校では定期テストにはあまり力を入れておらず20位程でしたが内心は4.9/5でした。模試では1、2年時が最高で3位、最低で15位、3年時は安定して5〜7位でした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高校1年時は中学からの繋がりで東日本学院(秀英予備校)というところに通っていましたが、東大を真剣に考え始めた時にレベルが低すぎると思いすぐに辞め、東進衛星予備校に通い始めました。

しかしそこもしっかり自分に必要なものを自覚した上で通わないと手一杯になってしまいます。実際僕もそれで現役時に成績があまり伸びなかったのだと思います。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

映像授業なのでクラスはありません。本当に自分のペース次第でどうにでもなってしまうので、自己管理できる人にはオススメできますがそうでない人には逆効果だと思います。チューターの質も校舎によって違うようなのですが、やはりピンキリですね。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

開始前は平日3時間休日10時間、開始後は勉強5時間休日15時間です。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語は古典は基礎の徹底に尽きます。単語や文法の基礎を徹底した上で演習を重ねるのみです。その際、復習として簡単な文章は暗記してしまうのがいいでしょう。現代文は学校なり塾なりで自分が信用できるやり方の先生に長期的に指導してもらい自然とそのやり方を習得するのがいいと思います。

数学は典型解法の理解(暗記)である程度までは対応できます。そこから上は思考力を要する問題に粘るのが良いと思います。

英語は単語を覚えるのは当たり前として、早期の段階で文法、語法を頭に入れたらあとは辞書を駆使してどんどん難しい文に挑むと良いと思います。英語に関しては自分のレベルにあった文ばかり読んでいても成長しないと思います。

物理は理解が一番だと思います。ガンガン演習しまくるよりも(それよりも前に)基本的な問題を繰り返し解き、根底的な原理やら法則の使いどころを理解するのが良いと思います。それに対して化学はどんどん演習するのが良いと思います。というのも化学は理解に時間があまりかからない、そこそこ難易度のある演習を通しての方が理解しやすい、という性質があるからです。

地理(多分ほかの社会科もそう)は、まず試験によく出る定番を押さえることが重要だと思います。理系なので論述に関しては分かりませんが、センターレベルに関していえば定番+演習で得た細かい知識だけで8割は取れます。

使っていた教材/おすすめの教材

東進の宮崎尊先生の講座、あるいは尊先生が書かれた「東大英語総講義」は全受験生にオススメです。化学の新演習は誤植に気をつけさえすればとても役立ちますが、憧れて手を出すレベルではありません。大抵の大学は重要問題集で事足りるでしょう。

成績はどのように変化していきましたか

現役時の東大の冠模試はずっとCでした。現役で夏でCを取れていたのは多分良いことなのですが、そこから全く成長していないということです。

浪人してからは9月までの模試はずっとA判定でしたが、おそらく現役生の台頭でその後はずっとA寄りのB判定でした。

合格した学校を教えてください

東京大学理科二類
早稲田大学先進理工学部
慶應義塾大学学門1

進学した学校を教えてください

東京大学理科二類

入学後の学校の印象はどうでしたか?

赤門に憧れて東大に入りましたが、1.2年のうちは赤門のある本郷キャンパスではなく、駒場キャンパスが本拠地になるので(知らなかった)ちょっとがっかりしました。

また、東大特有の進学振り分け制度は「入学後に学部を選ぶ猶予がある」とよく言いますが、実際は行きたい学部に行くには受験期並みとは言わないまでもかなり勉強しなければならずあまり魅力的ではないなぁと思ってしまいました。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

現役時に成績が伸びなかった原因は何だったかと考えた時に、基礎も完成してないのに応用に手を出し、しかもやることで溢れて二進も三進もいかなくなっていた事だと思い、浪人時代は基礎を最も重視し、やることも出来るだけ少なく絞った結果上手くいきました。

過去の自分を反面教師にして基礎を徹底したこと、これが自分の中では合格の秘訣だったかな、と思います。

最後に一言ください!

本気で受験に挑むと合格した時の達成感には何事にも代え難いものがあります。頑張りましょう!

今回紹介する先生に関する運営コメント

D.M先生が合格の秘訣に挙げられていたことですが、基礎が完成する前に応用問題に手を出してしまうことが原因で成績が伸びないことは多くの受験生が経験することだと思います。

受験において、応用問題を解けるようにすることはもちろん重要ですが、何と言ってもやはり1番重要なのは基礎問題です。そこで、各科目の基礎知識をD.M先生のような家庭教師に教わるのはいかがでしょうか?

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2020.08.11
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