本記事の目的
本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。
大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。
体験記
当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!
はじめまして、京都大学工学部に在籍している者です。比較的マイペースで好奇心の旺盛な性格であると思います。
今も昔も、勉強は決して嫌いではないですが、多くの人がイメージする京大生のように勉強一途という訳でもないです。むしろ、勉強という枠にとらわれず、様々なことに取り組んでみることをモットーにしています。
行っていた習い事/部活などはありますか?
サッカー、弓道
中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?
中高は地方の中高一貫校に通っていました。さほど頭のいい学校でもなかったですが、その中でも私は中学時代は平均点程度の成績しか取れていませんでした。
中学の時点で工学を学ぶということは決めていたので、高校ではその時々で様々な大学を志望していました。多少レベルの高い大学を志望し、その志望に成績が追いつくとまた上の大学を目指し、を繰り返していき、最終的には早稲田大学を志望していましたが、直前で受験する国立大学を東大から京大に変更し、無事に合格することができたという運びです。
塾や家庭教師は利用されていましたか?
塾は、いくつか河合塾で対策講習を受講したくらいで、通ってはいませんでした。家庭教師もとってはいませんでした。自分は休むところと勉強するところは分けなければ集中できない質だったので、家には極力勉強を持ち込まないようにしていました。
幸いにも高校に休日も使え、8時まで居れる自習室があったので、ずっとそこで勉強していました。自習室に行けばひたすら集中して学び、帰ればただひたすら休むというサイクルは、生活リズムを整える上でも丁度よかったと思います。
受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?
受験勉強を始めるまでは部活があったので授業に加えてせいぜい2時間程度、始まってからは3~4時間、授業がなくなってからは10時間程だったかと思います
各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?
数学は授業のレベルがそこまで高くなかった分授業のみで極力理解するようにし、他の教科に時間を割いていました。そのため京大を志望してからはハイレベルな問題の対処に苦労しました。受験生の皆さんには、自分を反面教師に普段から予習復習に取り組んでおくようオススメします。
物理も同様にレベルは高くなかったですが、こちらは自分自身苦手意識を持っていたため、河合塾の講座を受講するなどして対策していました。逆に化学は超ハイレベルな授業だったので、学校のみで事足りていました。
英語は好きでも得意でもあったので、受験対策というよりも留学を見据えて、外国人の先生に自主的に教わりに行っていました。こと京大に関しては、所謂「受験英語」と呼ばれる、ネイティブの使わないような堅苦しい・古めかしい表現を学んでもあまり意味が無いので、この勉強法は功を奏したかと思います。
使っていた教材/おすすめの教材
なんといっても鉄壁です。かの鉄緑会の作る英単語帳はもはや辞書といっても過言ではないレベルで、この単語帳に載っていない単語はどの単語帳にも載っていない、つまり文脈から推察させる問題だと断定して構わないでしょう。
成績はどのように変化していきましたか?
先にも書いた通り、私は先に学びたい分野が定まっていたので、志望する大学とともに成績も上がっていきました。模試で判定が芳しくない時にも、却ってそれをモチベーションにできるような人であれば、自分の成績よりも上の大学を志望するというのは有効な手立てかと思います。
自分の場合、高校後半はずっと早稲田大学志望で、京大を合格圏内に入れることが出来たのは高3も追い込みといった時期でした。
合格した学校を教えてください
早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、京都大学
進学した学校を教えてください
京都大学
入学後の学校の印象はどうでしたか?
やはり話に聞いていたとおり、昔の京大のイメージに比べると、当局による弾圧が厳しくなっており、学生の活気はないように感じたのは非常に残念でした。
しかしそれでも他の大学に比べれば圧倒的に自由度は高いでしょうし、むしろただ講義を受けるだけでなく、自分から活動することで初めて大きな価値を持つ環境であると感じています。
合格の秘訣は何だったと思いますか?
何度も言うようですが、私は学びたい事が先に定まっていたということが京大合格の最大の要因かと思います。やりたいことではなく大学名のみで選んでいたら、私は早稲田に進学していたでしょう。むしろ、今でも英語を学ぶ分には早稲田の方が良い環境だったのではと羨むことすらあります。隣の芝生は青いというやつですね。
もう1つ、私の部活の顧問が、早稲田を志望するなら東大に合格するくらいの気概で勉強しろと自分を激励してくれたのも大きかったかと思います。結果的には東大ではなく京大を受験したわけですが、最初は渋々といった感じでマークを塗りつぶしてはD判定を受けていた東大が、いつしか京大にすり代わり、判定も上がっていって合格したというこの流れは、彼がいなくてはなり立たなかったでしょう。
最後に一言ください!
私は、名門中学から高校に上がり、全国トップレベルの成績を携えて京大に入った訳では無く、地方の無名校からいわば下剋上とでも言うような形で進学して参りました。この胆力を、今度は受験生の皆さんを支えるために役立てていただければと思います。よろしくお願いいたします。
今回紹介する先生に関する運営コメント
K.H先生のように、初めには私立大学を志望していて受験直前になって国立大学の受験を決めるというのはとても珍しいケースだと思います。
ただ、そのような選択ができたのも「自分の志望していた大学より上のレベルの大学を目指す勉強」ができていたからだと思います。この考え方はとても重要です。皆さんも志望校合格を掴むために志望校よりも上のレベルを見据えて勉強するようにしましょう!
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この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。
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