徹底比較!家庭教師vs塾

お子様の教育にあたり、家庭教師と塾のどちらを利用しようか迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。

本記事では、家庭教師と大手集団塾講師の両方を経験した筆者が、

家庭教師と塾の

  1. メリット・デメリット
  2. 予算
  3. それぞれに合っている生徒・ご家庭の特徴

を細かくご紹介しています。

ぜひ検討材料の一つとしてご覧ください。

家庭教師と塾 メリット・デメリットの比較

メリットとデメリット 画像
メリットデメリット
家庭教師
  • 一人ひとりの理解度に寄り添った指導が可能
  • 周囲からのプレッシャーがない
  • 授業日や授業内容を柔軟に変更可能
  • 保護者が生徒の様子を十分に把握できる
  • 家庭教師のスキルによって指導の質が異なる
  • 周囲からの刺激が少なく、モチベーションが十分に高まらない可能性がある
  • 周囲との相対的な学力を知る機会が少ない
  • 情報提供のサポートは塾より劣る
  • 良質の教材やカリキュラムがある
  • 有名な先生の指導を受けられることがある
  • 周囲からの刺激によって、モチベーションを維持しやすい
  • 周囲との比較から、自分の相対的な学力を把握しやすい
  • 情報提供のサポートが手厚い
  • 進度が合わない可能性があり、その場合は十分に成果を得られない
  • クラスメイトとの関係が上手くいかず、精神的なダメージを負うこともある
  • 授業日や授業内容は固定
  • 保護者は生徒の様子を把握しづらい

家庭教師のメリット

・一人ひとりの理解度に寄り添った指導が可能

家庭教師の最大の特徴は、一人ひとりの理解度に寄り添った指導ができることです。教師は生徒の状況を十分に把握できるため、「授業についていけない」という状況が発生しません。

場合によっては、塾よりも早い進度で学習することや、塾よりも高レベルな学習を行うことも可能です。

・周囲からのプレッシャーがない

塾と異なり、同じ部屋に他の生徒がいないので、周りの目を気にする必要がありません

質問も気軽にできますし、周りとの人間関係に苦心することもありません。

・授業日や授業内容を柔軟に変更可能

授業日や授業内容を柔軟に変更できるのも、家庭教師ならではのメリットです。

試験前に苦手科目を重点的に強化したり、夏休みではしばらくお休みを取るといったことが可能です。また、「塾で不十分な科目を家庭教師の授業で補う」といった、塾と併用した利用方法も考えられます。

・保護者が生徒の様子を十分に把握できる

家庭教師の場合、保護者の目の届く範囲で授業を行うことができるため、保護者はお子様の様子を十分に把握することができます。

家庭教師のデメリット

・家庭教師のスキルによって指導の質が異なる

授業の質は、家庭教師のスキルに大きく依存します。つまり、教師によっては十分な効果を得られない可能性があります。

したがって、家庭教師を利用する際は授業の内容について事前・事後の確認を取ったり、実力・実績のある先生を選ぶといった工夫が必要です。

・周囲からの刺激が少なく、モチベーションが十分に高まらない可能性がある

周りの目を気にしなくてよい一方で、孤立感を感じることがあります。

お互いに励まし合える仲間がいないのは大きなデメリットです。

余談になりますが、大学入試で自宅浪人する場合の最大のリスクの一つは、孤独感から来る不安によって精神的に追いつめられることです。

・周囲との相対的な学力を知る機会が少ない

周りの進度や実力を把握しづらく、自分の学力を相対的に知る機会が少ないと言えます。

定期的に外部模試を受けるなど、学力を客観的に把握する機会が必要になります。

・情報提供のサポートは塾より劣る

家庭教師の先生は受験のプロとは限らないため、最新の出題傾向などの情報に関しては、塾よりも入手しづらいと言えるでしょう。

塾のメリット

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・良質の教材やカリキュラムがある

学習塾には、蓄積された指導ノウハウをもとにした、良質のテキストやカリキュラムがあります。

したがって、教師がどのような人物かによらず、指導内容にある程度の品質が担保されていることが多いと言えます。

・有名な先生の指導を受けられることがある

人気のある参考書の作者の多くは、大手の塾に在籍しています。

よって、特に大手の塾に通うことで、そのような有名教師の指導を受けられることがあります。塾側も、こういった名門講師を塾の顔として宣伝しており、体験授業を受けられることもあります。

・周囲からの刺激によって、モチベーションを維持しやすい

基本的に、大手進学塾の授業は学校よりも進んでいて、よりハイレベルでハイペースな授業内容になっています。

そのため、塾の授業についていくことができれば、余裕をもって受験対策を行うことができ、よりよい入試結果につながります。

加えて、「塾の授業にしっかりついていく」という非常にわかりやすい目標が設定可能で、モチベーションを維持しやすくなっています

・周囲との比較から、自分の相対的な学力を把握しやすい

塾では、自分以外の生徒の進度や理解度を常に感じることができます。したがって、自分の相対的な学力を認識しやすいと言えます。

「次の模試ではクラス1位をとってやる!」「あいつには負けないぞ!」という、集団ならではの競争意識が生まれることもあるでしょう。

また、学力が伸び悩んでいる場合に励まし合える仲間がいることは、受験生にとっては非常に心強いことです。

・情報提供のサポートが手厚い

最新の出題傾向や模擬試験の日程など、情報提供のサポートが手厚いのも塾の大きなメリットの1つです。

塾のデメリット

・進度が合わない可能性があり、その場合は十分に成果を得られない

一人ひとりに対する指導の丁寧さでは家庭教師に劣ります。また、大変残念なことに、一部の塾教師は機械的にカリキュラムをなぞるだけの低クオリティな指導を行っています。

以前に筆者が勤務していた学習塾の教室長は、ほとんど全ての生徒を置いてきぼりにした授業を行いながら、「今日はこんなに進んだ。」と自己満足に浸っていました。

明らかに生徒さんが理解できていない様子だったため、私が授業後に複数の生徒に話を聞いたところ、やはり授業内容をほとんど理解できておらず、授業の不満をこぼしていました。完全に時間とお金の無駄です。

・クラスメイトとの関係が上手くいかず、精神的なダメージを負うこともある

塾のメリットとして、「授業についていくという明確な目的ができる」「集団ならではの競争意識が生まれる」という点をご紹介しました。

しかし、授業についていけない場合やクラスメイトとの関係がうまくいかない場合は、逆にモチベーションを失ったり精神的なダメージを負う危険があります。塾と生徒の相性が非常に重要となります。

・授業日や授業内容は固定

授業日や授業内容は基本的に固定されているため、学校行事やプライベートの予定によっては、授業に参加できないことがあります。

・保護者は生徒の様子を把握しづらい

また、保護者がお子様の様子を把握することが難しいことも、デメリットと言えるでしょう。

例えば、先ほどご紹介したような「 機械的にカリキュラムをなぞるだけの低クオリティな指導 」によってお子様が不満を持っていたり、周囲の友達との関係が上手くいっていなくても、お子様はなかなかその現状を言い出しづらいでしょう。

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家庭教師と塾 費用相場の比較

お金に困る生徒 画像
大手家庭教師派遣センター週1回1教科30,000~40,000円
家庭教師(個人契約)週1回1教科10,000~30,000円
大手進学塾週3回3教科30,000~40,000円
個人塾週2回2教科15,000円~

家庭教師にかかる費用

家庭教師の料金システムは、1時間単位で料金が設定されている場合が多いです。そのため、週に何回、何時間の授業をするかによって金額は変わってきます。

また、大手家庭教師派遣センターと個人契約の家庭教師では1ヶ月の料金が大きく変わる場合があります。

塾にかかる費用

基本的には、教科数に応じて価格が変わります。

教科数が増えるごとに月々の金額も増えていくことになるため、生徒に必要な科目をきちんと把握する必要があります。

平成28年度に文部科学省が発表した数字によると、年間の平均学習塾費用は公立が約20万円で私立が約14万円となっています。月額に換算すると公立が約1.7万円で私立が約1.2万円となっているので、通われる際にはそういった部分を見ておくと良いかもしれません。

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家庭教師と塾 どんな生徒・ご家庭におすすめ?

勉強に悩む生徒 画像
家庭教師・学校の授業についていけない生徒
・集団が苦手な生徒
・学習の管理が苦手な生徒
・塾の授業に一部ついていけていない生徒
・極めて発展的な内容を学習したい生徒
・勉強の習慣がついている生徒
・学力の基礎が身についている生徒
・競争心がある生徒

家庭教師があっている生徒

  • 学校の授業についていけない生徒

学校の授業についていけていないなど、基礎的な学力に不安がある生徒さんは塾の授業についていくことは難しいでしょう。授業の効果を得られない上、勉強に対する意欲も欠けていってしまいます。

マンツーマンでの丁寧な指導は基礎固めに十分な時間を割くことが可能であり、「できた!」という喜びを与えることができるので、このような生徒さんには家庭教師がおすすめです。

  • 集団が苦手な生徒

友達と同じ空間にいると集中力が欠けてしまったり、同学年の生徒と同じ空間にいることが苦手な生徒さんもいらっしゃいます。そのような生徒さんには、周りを気にせず授業に集中することが可能な家庭教師がおすすめです。

  • 学習の管理が苦手な生徒

家庭教師は生徒の状況を十分に把握することができます。したがって、勉強の計画・苦手科目の把握というような、学習面の管理をしてくれるという点は家庭教師の強みでもあります。

勉強時間に点数が比例しないという生徒さんや、保護者の管理だけでは難しいという場合は家庭教師がおすすめです。

  • 塾の授業に一部ついていけない生徒

「塾の授業に完全についていけていないわけではないが、一部についていけていない」という場合は、塾と家庭教師の併用が考えられます。塾の授業内容を家庭教師によって補完することで、塾と家庭教師それぞれのメリットを得ることができます。ただし、費用は相応にかかることになります。

  • 極めて発展的な内容を学習したい生徒

非常に優秀である場合、家庭教師を利用すれば学習塾よりもさらに早い進度での学習が可能です。また好奇心が旺盛な生徒さんであれば、ハイレベルな家庭教師から受験の枠を超えた内容を教わることもできます。例えば、小学生のうちから高校数学に挑戦したり、高校生のうちから大学レベルの内容を勉強するといった場合が考えられます。

塾があっている生徒

  • 学習の習慣がついている生徒

学校の授業や宿題にしっかりと取り組む習慣のある生徒さんは、塾での学習にも同じように取り組めるでしょう。塾は学校とは違い受験対策に長けた授業を行うため、より効果的に学力を伸ばすことができます。

  • 学力の基礎が身についている生徒

学習塾では学校で行われている授業と同じレベルのものか、それ以上のレベルのカリキュラムに沿って授業が行われます。そのため、基礎的な学力が身についている生徒さんは学習塾での発展的な授業を有効に使うことができます。

  • 競争心がある生徒

他の生徒さんと同じ空間で学習することになる塾では、周りの生徒がどのくらいのレベルなのかが分かってしまいます。塾によっては定期テストを行う場所もあるので、より明確に周りの学力の情報が入ってきます。

そのような環境で、「負けたくない!」という気持ちが芽生えれば、それは生徒さんにとって良い刺激になります。

より高いレベルの学習を!」という方にも

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このように、家庭教師や塾には、様々なメリット・デメリットがあります。闇雲に塾や家庭教師を選ぶのではなく、生徒にあった学習の環境を考慮した上で選択する事が学力向上には不可欠です。

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