東大・東工大・一橋大生が厳選した最高の大学受験参考書

大学受験対策に、「良い参考書」は欠かせません。

本記事の筆者は高校時代に、教材を変えただけで成績が急激に伸びた経験があります。また世の中には、ハイレベルな大学に合格する生徒の多くが使用する「定番の参考書」というものが存在します。逆に言うと、定番の参考書を使用していない生徒は、あまりハイレベルな大学に合格していないということでもあります。そのような「定番の参考書」を知っておくことは、大学受験で成功するために欠かせません。

と、ここまで書けば、読者の皆様は「『定番の参考書』というのは具体的に何だろうか?」と気になりますよね?

私たちスマートレーダーは、東大・東工大・一橋大に通う大学生100人以上にアンケートを取り、大学入試対策でおすすめの参考書を調査しました!ここでご紹介するのは、どれも「定番の参考書」と言える良書中の良書、名著中の名著です。是非、参考書選びの参考にしてください。

東大生が選ぶ最高の参考書TOP5

まず、東大生が多く使用していた参考書のTOP5をご紹介します。東大の入試では、「典型的な(ひねりの少ない)難問」が多く出題されます。ですから、東大入試対策に有効な問題集は、他の難関大学の入試でも大いに役立つと言えます。また、東大専門塾の「鉄緑会」の教材を使っている人が多くみられるのも特徴です。

第5位 物理:名問の森(河合出版)

名門の森 物理

河合塾の浜島先生が作成している名物参考書です。同じく浜島先生が作っておられる物理の参考書に、「物理のエッセンス」「良問の風」といったものもありますが、こちらの「名問の森」が最も高難易度です。選び抜かれた良問と丁寧な解説が並んでおり、入試直前の問題演習期間で大いに活躍するでしょう。

 ただし、物理は特に基礎の理解が非常に重要であり、簡単な問題が解けない状態で名問の森にとりかかっても手も足も出ないはずです。本記事の筆者個人としては、物理を学び始めたばかりの人や、基礎に不安がある人には「物理(物理基礎・物理)入門問題精講」をおすすめします!(イチオシです)

第4位 全科目:鉄緑会 東大問題集(KADOKAWA)

鉄緑会 東大問題集

こちらは、超優秀な学生のみが所属できることで有名な東大受験指導専門塾「鉄緑会」が作成している東大の過去問集。特徴はなんといっても問題解説のクオリティの高さです。「これさえやっていれば東大は大丈夫」という声も聞かれるほど、東大受験生には有用な書籍です。ただし、基礎ができていない状態で過去問にとりかかっても手も足も出ませんから、とりかかる前に易しめの教材で基礎固めを行うのが良いでしょう。

第3位 英語:鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁(KADOKAWA)

鉄緑会 鉄壁 英語

こちらも鉄緑会が作っている教材で、東大受験生の間では有名です。英単語帳は非常に多くの種類が存在し、どれを選べば良いかわからなくなることが多いと思いますが、東大受験生にとってこの「鉄壁」はとても良い選択となるでしょう。その名の通り、鉄壁の語彙力を身に着けることができます。ただし掲載されている情報量が非常に多いため、特に受験までに時間がない人は計画的に学習計画を立てる必要があります。ちなみに、鉄緑会では生徒にこの単語帳をひたすらやらせているという噂があります。

第2位 化学:理系大学受験 化学の新演習(三省堂)

科学の新演習 化学

化学の良質な難問を取り揃えており、医学部受験対策などでもオススメされることの多い教材です。新演習に掲載されている問題は非常に難易度が高いため、これをマスターすれば東大や医学部レベルもしっかりと抑えることができます。腕に覚えのある受験生は是非チャレンジしてみてください。

ちなみに、化学が難しいと言えば東工大(※最近は難易度が落ちてきたという噂もあります)なのですが、化学の新演習は東工大生からは1票も得られませんでした。非常に興味深い結果ですが、恐らく東工大入試の化学は出題形式が独特であるため、新演習よりも過去問が有効であるからだと推測されます。ちなみに、東工大生が選ぶ最高の参考書第1位はこちら

第1位 数学:大学への数学 1対1対応の演習(東京出版)

大学への数学1対1対応の演習

こちらは、大学入試問題を題材とする月刊誌「大学への数学」の書籍バージョンの1つです。月刊誌のほうについては、こちらをご覧ください。

 1対1対応は、とにかく評判が良い。抜群に評判が良いです。なんといっても、大学への数学特有の「解説の充実さ」が特徴です。難易度としては、難関校レベル(センター試験より1段階か2段階難しい)の良問が掲載されています。1対1対応の演習には別解が多数掲載されていますから、難問に対するさまざまな視点を養うことができます。解法を丸暗記するよりは、「掲載されている良問の重要ポイントを隅から隅まで搾り取る」というイメージで学習すると良いかもしれません。

 東大、東工大を受験するのであれば、入試本番で1対1対応の演習で掲載されている問題よりも難しいものが出題される可能性が大いにあるでしょう。しかしながら、それらの超難問に立ち向かう前のトレーニングとして、この「1対1対応の演習」は最適です。青チャートなどで基礎的な典型問題の解法を暗記したあとに1対1対応の演習で難問へのアプローチ方法を学習し、最後に過去問で仕上げるという流れは理想的と言えます。


東工大生が選ぶ最高の参考書TOP3

続いて、東大生が多く使用していた参考書のTOP3をご紹介します。東工大の入試は「超高難易度の理系科目(特に数学)を攻略できるか」にかかっているため、ランクインした教材はどれも理系の難問対策に有用なものになっています。

第3位 物理:実戦物理重要問題集ー物理基礎・物理(数研出版)

実践物理問題集 物理重要問題集

東工大入試の物理は高難易度なものの、オーソドックス(典型的)なものが多くみられます。こちらの「重要問題集」は、典型的な問題が幅広く収録されており、東工大の入試で大いに活躍します。先ほど東大の第5位にランクインしていた「名問の森」よりは全体的にやや易しめで、東工大に限らず難関大学受験生全体におすすめできる参考書です。

第2位 数学:大学への数学(東京出版)

大学への数学

数学が好きな人なら一度は聞いたことがあるであろう、大学入試問題を題材としている月刊誌です。ちなみに、中学生向けの「高校への数学」という月刊誌も存在します。

 東工大入試の数学は高難易度・高配点・長時間であり、国内でも最も難しい入試の1つです。当然、受験生の数学力および数学への興味関心は非常に高く、そのような高校生の多くが「大学への数学」を好んで購読しています。基礎的な問題も掲載されていますから、受験生だけでなく意欲的な高校1年生・2年生にもおすすめです。

第1位 化学:実戦化学重要問題集ー化学基礎・化学(数研出版)

実践化学問題集 化学重要問題集

みごと東工大生が選ぶ最高の参考書の第1位に選ばれたのは、こちらの重要問題集!第3位でも紹介した重要問題集シリーズの化学バージョンです。こちらも物理と同様、幅広い分野の問題が大量に収録されているため、化学の実力アップに非常に役立ちます。難易度としては、東大生が選ぶ最高の参考書第2位でご紹介した「化学の新演習」よりもやや易しめで、教科書の次に取り組めます。

 東工大入試の化学は非常に難易度が高いことが多く(※最近は難易度が下がってきたという話もあります)、加えて出題形式が独特であるため、この重要問題集で典型問題を抑えた後は過去問を繰り返し解くのが良いでしょう。


一橋大生が選ぶ最高の参考書TOP3

最後に、一橋大生が多く使用していた参考書のTOP3をご紹介します。一橋大は文系の学部のみ設置されていますが、入試数学の難易度が高いことが特徴の1つです。

第3位 数学:青チャートシリーズ(数研出版)

青チャート 数学

青チャートは高校の授業教材としても採用されることの多い、定番の数学参考書です。難易度としては、教科書よりも少し難しめの問題から標準的な入試問題までを網羅しており、高校1年生、2年生はひたすら青チャートだけに繰り返し取り組むだけでも十分な実力がつくでしょう。使い方に関しても、書籍やネット記事などてたくさんの情報が出ているので、是非参考にしてください。本記事の筆者のおすすめは、例題だけを暗記するまで繰り返し解いて、典型問題の解法を丸暗記してしまうことです。全ての高校生におすすめです。

第2位 数学:大学への数学 1対1対応の演習(東京出版)

大学への数学1対1対応の演習

東大生が選ぶ最高の参考書の第1位と同じです!一橋大学は文系の大学ですが、一橋大入試の数学は簡単ではありません。1対1対応の演習で難問へのアプローチ方法を学習することで、入試問題に対する苦手意識を克服できるはずです。東大生が選ぶ最高の参考書第1位の項目も参考にしてください。

第1位 数学:文系数学の良問プラチカ(河合出版)

良問プラチカ 数学

一橋大生が選ぶ最高の参考書第1位は、「プラチカ」です!第1位から第3位までが全て数学の参考書で占められるという驚きの結果になりました。「数学が苦手だから」という理由で文系を選択している人も多くいらっしゃると思うのですが、数学をある程度克服しなければ一橋大の合格は勝ち取れないということがわかります。

 プラチカには選び抜かれた数学の良問が掲載されています。問題数はさほど多くないため、とりくみやすいと言えるでしょう。また、プラチカは文系学生の間で根強い人気があります。文系に進学することに決めた高校生には、是非チェックして頂きたい教材です。東大理類や東工大の受験生でプラチカを使っている人はほとんどいませんが、数学が苦手な学生や理系中堅校志望の学生にはおすすめです。

さいごに

今回は、「東大・東工大・一橋大生が選ぶ最高の大学受験参考書」をご紹介して参りました。受験を成功させるうえで、良い教材を選ぶことは非常に大切です。是非、ここでご紹介した参考書を参考にしていただけたらと思います。

アンケート結果【東大】

順位科目タイトル出版社
1数学大学への数学 1対1対応の演習東京出版
2化学理系大学受験 化学の新演習三省堂
3英語鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁KADOKAWA
4全科目鉄緑会 東大問題集KADOKAWA
5物理名門の森河合出版

アンケート結果【東工大】

順位科目タイトル出版社
1化学実戦化学重要問題集ー化学基礎・化学数研出版
2数学大学への数学東京出版
3物理実戦物理重要問題集ー物理基礎・物理数研出版

アンケート結果【一橋大】

順位科目タイトル出版社
1数学文系数学の良問プラチカ河合出版
2数学 大学への数学 1対1対応の演習 東京出版
3数学青チャートシリーズ数研出版

 ただし、参考書選びにおいて必ず留意したおかなければならないのは、「教材の合う合わないには大きな個人差がある」ということです。多くの人に支持されるものだからといって、自分にも合うかはわかりません。しばらく使ってみて、「あれ?なんかこの教材はあんまり自分には合っていない気がするな」と感じたら、是非本屋さんに行って、別の教材を手に取ってください。本記事の筆者は、「合わない教材を使い続けて苦しむ受験生」を何人も見てきました。みなさまが良い教材に出会えることを祈っております。

どの教材を選べばいいのかわからない人は

  • どの教材があっているか判断できない
  • 教材の効果的な使い方がわからない

といった悩みを持っているかたはいらっしゃいませんか?スマートレーダーには、受験のプロフェッショナルである東大・東工大・一橋大の現役大学生が家庭教師として登録されており、おすすめの教材や使用法の指導をうけることが可能です。是非、ご利用ください。

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